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会社図鑑

富士通(6702)

富士通は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は3.5兆円。

事業の中身

会社や官公庁のシステムを設計し、作り、運用するITサービスが本業だ。かつてはパソコン、半導体、携帯電話、ハードディスクなど多くの機械を作ったが、それらを手放してITサービスに集中した。

スーパーコンピュータの技術と、AIやクラウドの基盤を持つ。半導体の設計部門はソシオネクストとして分かれた。

富士通(6702):事業の中身2026年3月期の事業セグメント別売上収益。出典は頁末。2026年3月期・セグメント66%27%サービスソリューション2.3兆円(66%)ハードウェアソリューション9,300億円(27%)ユビキタスソリューション2,295億円(7%)調整額335億円(1%)
2026年3月期の事業セグメント別売上収益。出典は頁末。
サービスソリューション66%

会社や官公庁のシステムの設計・構築・運用と、コンサルティング、クラウドのサービス。利益の柱。

ハードウェアソリューション27%

サーバー・ストレージ・ネットワーク機器と、その保守。

ユビキタスソリューション7%

パソコンなどの端末。

調整額1%

全社の費用と、事業間の取引の消去。

誰に売る

客は日本の会社と官公庁、欧州を中心とする海外の会社、研究機関だ。国内の比率が高い。

富士通(6702):誰に売る富士通(6702):誰に売る主な客会社基幹システムの構築と運用金融・製造・流通官公庁・自治体行政のシステム大口海外の会社欧州が中心コンサルとシステム研究機関スーパーコンピュータ計算基盤

業績5年

2026年3月期の売上収益は3.5兆円、営業利益は3,483億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は4,494億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は2%減った。

富士通(6702):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。売上収益2022/33.6兆円2023/33.7兆円2024/33.8兆円2025/33.6兆円2026/33.5兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/33,483億円4,494億円営業利益純利益
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

営業利益率の推移

売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が9.9%、2025年3月期が7.5%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

富士通(6702):営業利益率の推移富士通(6702):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上収益9.9%2025年3月期 7.5%+2.4%直近の推移2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率9.9%は、図鑑にある「電機・エンタメ」の会社7社の中で上から3番目。中央値は9.8%で、真ん中あたり。

売上の5年の伸び−2%は、上から7番目。中央値は+26%で、低い方。

従業員1人あたりの売上3,531万円は、上から5番目。中央値は3,677万円で、真ん中あたり。

売上の大きさは、7社の中で上から6番目。中央値は5.9兆円。

比べた相手は、ソニー・日立・パナソニック・三菱電機・キヤノン・ニコン。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

富士通(6702):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「電機・エンタメ」の会社7社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 9.8%低い高い9.9% 真ん中あたり売上の5年の伸び2022年3月期→2026年3月期中央値 +26%低い高い−2% 低い方1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 3,677万円低い高い3,531万円 真ん中あたり売上の大きさ7社の中で中央値 5.9兆円低い高い3.5兆円 低い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に90円が出ていき、営業利益として10円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益は13円と、営業利益を上回った。

富士通(6702):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先87円13円費用(材料・人件費・販売など)87円純利益13円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は99,203人。本社は神奈川県。設立は1935年。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり3,531万円になる。

富士通(6702):会社の大きさ富士通(6702):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)3,531万円3.5兆円 ÷ 99,203人

何に左右される

会社のIT投資がシステムの受注を決め、景気と業務のデジタル化で動く。技術者の数が引き受けられる仕事の上限で、人件費が利益率に効く。

官公庁の予算は政策で動く。不採算事業の売却は一時的な損益を生み、自社のデータセンターからクラウドへの移行は収益の形を変える。

富士通(6702):何に左右される富士通(6702):何に左右される効くもの会社のIT投資システムの受注景気とDX技術者の確保人の数が上限人件費官公庁の予算行政のシステム更新政策で動く事業の整理不採算の売却一時的な損益クラウドへの移行自社データセンターからの転換収益の形が変わる

この会社の技術

スーパーコンピュータの設計と、会社の業務を止めずに大きなシステムを作り替える技術。

この会社を読む言葉

  • ITサービス:システムの設計・構築・運用を請け負う事業
  • 基幹システム:会社の会計・受注・生産など中心の業務を動かすシステム
  • スーパーコンピュータ:科学計算に使う超高速の計算機

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:IRBANKのセグメント表は「兆」単位で丸め表示(例:0.93兆、2.31兆)のため、ハードウェアソリューション・サービスソリューションの値は下2桁程度の誤差を含む概算。「調整額」行は連結売上収益合計(35,030億円)からユビキタス・ハードウェア・サービスの3セグメント合計(34,695億円)を差し引いた残差として算出した推定値であり、IRBANK上に明示された「全社・消去」項目ではない。従業員数99,203名は連結・直近有価証券報告書(2026-06-26提出)ベース。 セグメントの「調整額」は全社・セグメント間消去等で、連結売上収益との残差から算出。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針