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会社図鑑

アドバンテスト(6857)

アドバンテストは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は1.1兆円。

事業の中身

できあがった半導体のチップが設計通りに動くかを調べる検査装置(テスタ)を作る。AI向けの高性能なチップは検査に時間がかかり、1つの工場に多くの装置が要る。この分野で世界シェアが最大級だ。

装置を売った後の保守や部品、検査に使う周辺の機器も収入になる。

アドバンテスト(6857):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント売上90%テストシステム事業1.0兆円(90%)サービス他1,092億円(10%)
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
テストシステム事業90%

半導体のテスタ(高性能チップ用・メモリ用)と、検査に使う周辺の機器。

サービス他10%

保守・修理・中古装置・検査の受託。

誰に売る

客は世界のチップメーカー、チップを設計する会社、受託生産の工場だ。海外の売上が大部分を占める。

アドバンテスト(6857):誰に売るアドバンテスト(6857):誰に売る主な客チップの設計会社AI・スマホ向けの半導体検査の仕様を決める受託生産の工場台湾・韓国検査工程で使うメモリメーカーメモリ用のテスタ台数が多い

業績5年

2026年3月期の売上高は1.1兆円、営業利益は4,991億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は3,754億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は171%増えた。

アドバンテスト(6857):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。売上高2022/34,169億円2023/35,602億円2024/34,866億円2025/37,798億円2026/31.1兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/34,991億円3,754億円営業利益純利益
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

営業利益率の推移

売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が44.2%、2025年3月期が29.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

アドバンテスト(6857):営業利益率の推移アドバンテスト(6857):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高44.2%2025年3月期 29.3%+14.9%直近の推移2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率44.2%は、図鑑にある「半導体」の会社10社の中で上から2番目。中央値は24.9%で、高い方。

売上の5年の伸び+171%は、上から1番目。中央値は+62%で、高い方。

従業員1人あたりの売上15,586万円は、上から2番目。中央値は8,466万円で、高い方。

売上の大きさは、10社の中で上から4番目。中央値は5,434億円。

比べた相手は、東京エレクトロン・キオクシア・ルネサス・SCREEN HD・ローム・ディスコ・レーザーテック・ソシオネクスト・ローツェ。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

アドバンテスト(6857):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「半導体」の会社10社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 24.9%低い高い44.2% 高い方売上の5年の伸び2022年3月期→2026年3月期中央値 +62%低い高い+171% 高い方1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 8,466万円低い高い15,586万円 高い方売上の大きさ10社の中で中央値 5,434億円低い高い1.1兆円 真ん中あたり
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に56円が出ていき、営業利益として44円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が33円。

アドバンテスト(6857):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先56円33円費用(材料・人件費・販売など)56円税金や利子など11円純利益33円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は7,241人。本社は東京都。設立は1954年。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり15,586万円になる。

アドバンテスト(6857):会社の大きさアドバンテスト(6857):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)15,586万円1.1兆円 ÷ 7,241人

何に左右される

AI向けチップの需要が最も大きい。検査時間が長い高性能チップが増えるほど装置が売れる。世界の半導体工場の投資の波、シリコンサイクルも受ける。

海外の売上が大部分なので為替が効く。検査の速さと精度で競合と争っていて、技術の優劣がシェアを決める。

アドバンテスト(6857):何に左右されるアドバンテスト(6857):何に左右される効くものAI向けチップの需要検査時間が長い装置が多く要る半導体工場の投資シリコンサイクル売上が上下為替海外の売上が大部分円安で円の売上が増える競合との技術競争検査の速さと精度シェアを決める

この会社の技術

数千本の端子に同時に信号を送り、返ってくる信号を高速で照合してチップの良否を判定する技術。

この会社を読む言葉

  • テスタ:半導体の検査装置。チップに信号を送り、答えが合っているかを調べる
  • 歩留まり:作ったチップのうち、合格した割合
  • 後工程:チップを切り出して検査・組み立てをする工程。テスタはここで使う

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:2026年3月期よりセグメント区分を「半導体・部品テストシステム事業/メカトロニクス関連事業/サービス他」の3区分から「テストシステム事業/サービス他」の2区分に変更(過去期との単純比較不可)。テストシステム事業10,194億円+サービス他1,092億円=11,286億円で連結売上高と一致。従業員数7,241名(国内2,209名・海外5,032名)は2026年3月31日時点。売上高の勘定科目名はIFRS適用下でも「売上高」表記。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針