仕組み図鑑
金利と株価
金利が上がると、株価はなぜ下がりやすい?
株の値段は何を表しているか
株を持つと、その会社が将来出す利益の一部を受け取る権利を持つ。だから株の値段は、その会社が将来いくら稼ぎそうかを、今の値段に直したものになる。
ここで「今の値段に直す」が肝だ。1年後にもらえる100円と、今もらえる100円は同じ価値ではない。今100円あれば銀行に預けて利子がつく。だから1年後の100円は、今の100円より少し安い。
金利が割引率になる
1年後の100円を今の価値に直すとき、金利が1%なら約99円、金利が5%なら約95円になる。金利が高いほど、将来のお金の今の価値は小さくなる。これを割引という。
会社の株価は、何年も先までの利益を全部足して今の価値に直したものなので、金利が上がると足し算の答えが小さくなる。金利が上がると株価が下がりやすい、というのはこの計算のことだ。
効き方は会社によって違う
今すでに大きな利益を出している会社は、近い将来の利益が多いので割引の影響が小さい。これから伸びて何年も先に大きな利益を出す会社は、遠い将来の利益が多いので割引の影響が大きい。
だから同じ利上げでも、成長を期待されている会社の株価の方が動きやすい。半導体やソフトウェアの会社が金利のニュースに敏感なのは、この構造による。
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 指標図鑑アメリカの金利は、誰がどう決めている?FOMC(米国の政策金利)
- 指標図鑑日本の長期金利は、今いくつ?長期金利(10年国債利回り)
- 業界図鑑半導体は、金利にどう動きやすい?半導体
- 仕組み図鑑そもそも株価は、何で動く?株価と会社の価値
ここへつながる図鑑
出典と生成
出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)
この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針