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会社図鑑

ENEOSホールディングス(5020)

ENEOSは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は12兆円。

事業の中身

原油を買って精製し、ガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料、化学品にして売る。全国のガソリンスタンドが販売網だ。原油の値段が上がると在庫の評価で利益が出て、下がると損が出るので、利益が原油で振れる。

ガソリンの需要は長期で減るため、銅の製錬、水素、再生可能エネルギー、電気の小売に広げている。

ENEOSホールディングス(5020):事業の中身2026年3月期の区分別の利益。出典は頁末。2026年3月期・セグメント利益62%20%石油製品ほか2,924億円(62%)石油・天然ガス開発508億円(11%)機能材111億円(2%)電気220億円(5%)再生可能エネルギー−9億円(0%)その他928億円(20%)
2026年3月期の区分別の利益。出典は頁末。
石油製品ほか62%

ガソリン・灯油・軽油・ジェット燃料・潤滑油の精製と販売。全国のガソリンスタンド。

石油・天然ガス開発11%

海外の油田・ガス田の権益。

機能材2%

潤滑油の基油、炭素繊維、電子材料など機能性の素材。

電気5%

電気の小売と発電。

再生可能エネルギー0%

太陽光・風力の発電。

その他20%

銅の製錬・不動産など。

誰に売る

客はドライバー、工場や航空や海運の会社、電気とガスの小売の客、そして銅の買い手だ。

ENEOSホールディングス(5020):誰に売るENEOSホールディングス(5020):誰に売る主な客ドライバーガソリンスタンド最大の販売網工場・航空・海運重油・ジェット燃料・化学品法人向け電力・ガスの客電気と都市ガスの小売燃料とセット銅の買い手銅の製錬資源事業

業績5年

2026年3月期の売上高は12兆円、営業利益は4,666億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は2,587億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は8%増えた。

ENEOSホールディングス(5020):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。売上高2022/311兆円2023/315兆円2024/312兆円2025/312兆円2026/312兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/34,666億円2,587億円営業利益純利益
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

営業利益率の推移

売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が4%、2025年3月期が0.9%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

ENEOSホールディングス(5020):営業利益率の推移ENEOSホールディングス(5020):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高4.0%2025年3月期 0.9%+3.1%直近の推移2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

図鑑にある「電力・エネルギー」の会社は、この図鑑ではまだ関西電力だけ。

営業利益率は、この会社が4.0%、関西電力が12.8%。売上の5年の伸びは+8%と+42%。従業員1人あたりの売上は34,504万円と12,489万円。売上の大きさは12兆円と4.1兆円。

利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。

同じ業界の会社が図鑑に増えると、業界の中での位置がここに出る。

ENEOSホールディングス(5020):他の会社と比べるとそれぞれの直近期の営業利益率。ENEOS4.0%2026年3月期関西電力12.8%2026年3月期
それぞれの直近期の営業利益率。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に96円が出ていき、営業利益として4円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が2円。

ENEOSホールディングス(5020):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先96円費用(材料・人件費・販売など)96円税金や利子など2円純利益2円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は34,099人。本社は東京都。設立は2010年。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり34,504万円になる。

ENEOSホールディングス(5020):会社の大きさENEOSホールディングス(5020):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)34,504万円12兆円 ÷ 34,099人

何に左右される

原油の値段が最も大きい。在庫を持っているので、原油が上がると帳簿上の利益が出て、下がると損が出る。製品と原油の値段の差である精製マージンは需給で動く。

原油はドルで買うので円安はコストを増やす。ガソリンの補助金や税は政策で変わり、需要はEVと燃費の向上で長期に減る。

ENEOSホールディングス(5020):何に左右されるENEOSホールディングス(5020):何に左右される効くもの原油の値段在庫の評価損益上がると利益、下がると損精製のマージン製品と原油の値段の差需給で動くガソリンの需要長期で減るEVと燃費為替原油はドルで買う円安でコスト増補助金と税ガソリン補助金政策で動く

この会社の技術

原油を熱で分けてガソリンや軽油を取り出す精製と、硫黄を取り除く技術。

この会社を読む言葉

  • 精製:原油を加熱して、ガソリン・灯油・軽油などに分けること
  • 在庫評価:持っている原油や製品の値段が動いた分を、損益として計上すること
  • 精製マージン:石油製品の売値と原油の仕入れ値の差

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:2026年3月期は前期の在庫評価損の反動および石油製品セグメントの回復により営業利益が前期比+339.8%の大幅増益(純利益は+14.4%)。2025年3月期に金属事業(JX金属)を非継続事業に分類し2025年3月19日に東証上場・株式一部売却したため、現行セグメントは金属事業を除く「石油製品ほか」「石油・天然ガス開発」「機能材」「電気」「再生可能エネルギー」「その他」の6区分。segmentsはHTML経由でセグメント別売上高の内訳を確認できなかったためセグメント利益(営業利益)ベース(basis: profit)を採用。セグメント利益合計4,682億円は連結営業利益4,666億円と16億円の差異があり、全社消去・調整額は未反映(差額はごく小さいため無視)。設立2010年はJXホールディングス発足時点(新日本石油と新日鉱ホールディングスの経営統合)。2016年のJXTGホールディングス発足(東燃ゼネラル石油との統合)を経て2020年にENEOSホールディングスへ商号変更。前身の日本石油は1888年設立。従業員数34,099名は2026年3月期末の連結値。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針