会社図鑑
関西電力(9503)
関西電力は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は4.1兆円。
事業の中身
発電所で電気を作り、送電線で送り、家庭と会社に売る。電気料金が収入の本体だ。原子力発電所の割合が高く、稼働している時は燃料代の影響が他の電力会社より小さい。
都市ガスと光回線も売り、電気とセットにしている。
エネルギー事業80%
発電(原子力・火力・水力)と電気の小売、都市ガス。
送配電事業10%
送電線・変電所・配電線の運用。別会社が担う。
情報通信事業5%
光回線とデータセンター。
生活・ビジネスソリューション事業5%
不動産、省エネのサービス、家庭向けサービス。
誰に売る
客は関西の家庭と、工場やビルを持つ会社だ。余った電気は市場で他の電力会社に売る。
業績5年
2026年3月期の売上高は4.1兆円、経常利益は5,185億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3,801億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は42%増えた。
経常利益率の推移
売上高に対する経常利益の割合は、2026年3月期が12.8%、2025年3月期が12.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
図鑑にある「電力・エネルギー」の会社は、この図鑑ではまだENEOSだけ。
経常利益率は、この会社が12.8%、ENEOSが4.0%。売上の5年の伸びは+42%と+8%。従業員1人あたりの売上は12,489万円と34,504万円。売上の大きさは4.1兆円と12兆円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
同じ業界の会社が図鑑に増えると、業界の中での位置がここに出る。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に87円が出ていき、経常利益として13円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が9円。
会社の大きさ
連結の従業員数は32,482人。本社は大阪府。設立は1951年。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり12,489万円になる。
何に左右される
燃料の値段が最も大きい。天然ガスや石炭や原油が上がると発電のコストが上がり、料金には数か月遅れて反映される。原子力が止まると燃料で発電する分が増え、コストが跳ね上がる。
料金の値上げは認可が要り、自由に上げられない。送電網と発電所への投資は減価償却として長く費用に残る。
この会社の技術
需要と供給を毎秒合わせて周波数を保つ運用と、原子力発電所の安全と点検の技術。
この会社を読む言葉
- 燃料費調整:燃料の値段の変動を、数か月遅れて電気料金に反映する仕組み
- 原子力発電:ウランの核分裂の熱で発電する方法。燃料代が小さい
- 送配電:発電所から家庭や会社まで電気を届けること
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑電力とエネルギーの会社は、何で稼いでいる?電力・エネルギー
- 仕組み図鑑電気代は、何で決まる?電気代の中身
- 技術図鑑送電網は、どうやって電気を届けている?送電網
- 指標図鑑原油の値段は、今いくら?原油価格
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:指示によりopは経常利益・revenueは売上高を採用(営業利益は別途存在するが記録せず)。セグメント4項目の合計は40,552億円で売上高40,566億円とほぼ一致(構成比はセグメント合計を分母に再計算)。取得時のセグメントページ要約に売上高合計を5兆7,152億円とする誤記述があったため採用せず、個別セグメント値と全体売上高の整合性から再計算した。従業員数(32,482人)は2026年3月31日時点でFYと一致。PDFは参照せずirbank/Wikipediaの二次集計値のみで確認。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針