会社図鑑
ファナック(6954)
ファナックは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は8,578億円。
事業の中身
金属を削る工作機械を動かす頭脳にあたる数値制御装置(CNC)で世界シェアが最大級だ。もう1つの柱が産業用ロボットで、自動車や電子部品の工場で溶接や組み立てや搬送をする。
売った機械を長く使ってもらうために、世界の拠点で修理と部品の供給を続けていて、この保守も収入になる。
ロボット44%
溶接・組立・搬送の産業用ロボットと、人と一緒に働く協働ロボット。
FA24%
工作機械を動かす数値制御装置、サーボモーター、レーザー。
サービス16%
世界の拠点での修理・部品・保守。
ロボマシン15%
小型の切削機、射出成形機、ワイヤーカット放電加工機。
誰に売る
客は世界の工作機械メーカーと、自動車や電子部品の工場だ。海外の売上が大部分で、中国が大きな市場になっている。
業績5年
2026年3月期の売上高は8,578億円、営業利益は1,838億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,665億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は17%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が21.4%、2025年3月期が19.9%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率21.4%は、図鑑にある「FA・センサー(工場の自動化)」の会社3社の中で上から3番目。中央値は22.6%で、低い方。
売上の5年の伸び+17%は、上から2番目。中央値は+17%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上8,544万円は、上から2番目。中央値は8,544万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、3社の中で上から2番目。中央値は8,578億円。
比べた相手は、キーエンス・SMC。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に79円が出ていき、営業利益として21円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が19円。
会社の大きさ
連結の従業員数は10,040人。本社は山梨県。設立は1972年。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり8,544万円になる。
何に左右される
世界の工場の設備投資で決まる。景気が良く、人手が足りない時にロボットと機械が売れる。中国は工作機械の最大の市場で、その景気と政策が効く。
海外の売上が大部分なので為替が効く。自動車メーカーの工場投資、特に電動化の新しい工場が、ロボットの大口の需要になる。
この会社の技術
モーターを何万分の1ミリの精度で動かす制御と、腕の動きを人が教えなくても済むようにする学習の技術。
この会社を読む言葉
- CNC(数値制御装置):工作機械に「どこをどう削るか」を指示する装置
- 産業用ロボット:工場で溶接・塗装・組み立て・搬送をする機械の腕
- サーボモーター:指示した位置と速さを正確に守るモーター
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑工場を自動化する会社は、何で稼いでいる?FA・センサー(工場の自動化)
- 技術図鑑産業用ロボットは、どう動いている?産業用ロボット
- 会社図鑑キーエンス(6861)同じFAのキーエンスは、何で稼いでいる?
- 指標図鑑会社の設備投資の予定は、どこで分かる?日銀短観
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:ファナックは連結財務諸表の期間比較可能性を考慮し当面は日本基準を継続採用(IFRS任意適用企業ではない)。セグメント売上高(ロボット3,786.10億円/FA2,084.78億円/サービス1,411.43億円/ロボマシン1,296億円、合計8,578.31億円)は連結売上高8,578億円と一致。従業員数10,040名は2026年3月31日時点の連結ベース。本社は山梨県南都留郡忍野村。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針