会社図鑑
キーエンス(6861)
キーエンスは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は1.2兆円。
事業の中身
工場のラインで物を測るセンサー、カメラで検査する画像処理装置、寸法を測る測定器、バーコードの読み取り機などを企画し、売る。製品の生産は外部の工場に委託し、自社は企画と営業に集中している。
営業担当が客の工場に直接行き、困りごとを聞いて、使い方まで提案する。この形で、製造業の中でも高い利益率を出していることで知られる。
国内33%
日本の工場への直接営業。
米国19%
北米の工場。海外で最大。
中国16%
中国の工場と電子部品メーカー。
その他海外31%
欧州・アジアなど。
誰に売る
客は世界中の工場で、自動車、電子部品、食品、薬など業種を問わない。海外の売上が国内を上回っている。
業績5年
2026年3月期の売上高は1.2兆円、営業利益は5,958億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4,452億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は55%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が51%、2025年3月期が51.9%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率51.0%は、図鑑にある「FA・センサー(工場の自動化)」の会社3社の中で上から1番目。中央値は22.6%で、高い方。
売上の5年の伸び+55%は、上から1番目。中央値は+17%で、高い方。
従業員1人あたりの売上9,147万円は、上から1番目。中央値は8,544万円で、高い方。
売上の大きさは、3社の中で上から1番目。中央値は8,578億円。
比べた相手は、ファナック・SMC。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に49円が出ていき、営業利益として51円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が38円。
会社の大きさ
連結の従業員数は12,784人。本社は大阪府。設立は1974年。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり9,147万円になる。
何に左右される
世界の工場の設備投資が増えるか減るかで決まる。人手不足で自動化と検査の省人化への投資が続く限り、追い風になる。海外の売上が多いので為替も効く。景気が悪くなると設備投資が先送りされ、売上が振れる。
この会社の技術
光の戻り方で距離を測るセンサーと、画像から傷や向きを判定する画像処理。
この会社を読む言葉
- FA:工場の自動化。ファクトリーオートメーション
- ファブレス:自社で工場を持たず、生産を外部に委託する形
- 営業利益率:売上に対する営業利益の割合。この会社の特徴として語られる
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
- 決算短信 2026年3月期(2026/4/24)
- 決算短信 2024年3月期(2024/4/25)
- 決算短信 2023年3月期(2023/4/27)
- 有価証券報告書 2026年3月期(第57期)
- 有価証券報告書一覧ページ
データの注記:5年・全項目を決算短信3本+有価証券報告書の推移表で数値一致確認済み。会計基準は日本基準(決算短信の表題で確認、IFRSではない)。単一セグメントのため、有価証券報告書の地域別売上高(国内/米国/中国/その他)を代替指標として使用。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針