会社図鑑
本田技研工業(7267)
ホンダは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は22兆円。
事業の中身
四輪車、二輪車、そして車を買う人へのローンやリースの金融、の3つが柱だ。四輪は北米が最大の市場で、二輪は世界で最大級の台数を持ち、アジアで利益を出している。
二輪の利益率が四輪より高く、四輪の投資を二輪が支える構図が続いてきた。発電機や芝刈り機などのパワープロダクツ、小型ジェットもある。
四輪事業64%
乗用車・軽自動車・SUV・ミニバン。北米が最大。
二輪事業18%
オートバイとスクーター。インド・インドネシア・ベトナムなどアジアで最大級。
金融サービス事業16%
車とバイクのローン・リース。
パワープロダクツ事業及びその他の事業2%
発電機・芝刈り機・船外機・小型ジェット。
誰に売る
客は世界中の個人で、四輪は北米、二輪はインドやインドネシアなどアジアが中心だ。日本では軽自動車も多い。
業績5年
2026年3月期の売上収益は22兆円、営業利益は−4,143億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は−4,239億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は50%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が-1.9%、2025年3月期が5.6%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率-1.9%は、図鑑にある「自動車」の会社3社の中で上から3番目。中央値は7.4%で、低い方。
売上の5年の伸び+50%は、上から3番目。中央値は+62%で、低い方。
従業員1人あたりの売上11,171万円は、上から2番目。中央値は11,171万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、3社の中で上から2番目。中央値は22兆円。
比べた相手は、トヨタ・スズキ。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期は費用が売上収益を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って102円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。
会社の大きさ
連結の従業員数は195,109人。本社は東京都。設立は1948年。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり11,171万円になる。
何に左右される
為替の影響が大きい。海外の売上が大部分なので、円安なら円で数えた利益が増える。北米向けの関税は、現地でどれだけ作るかの判断を変える。
二輪はアジアの景気と所得で台数が動く。電動化はEVと電池への投資を要し、どの国でどれだけ売れるかで回収の速さが変わる。
この会社の技術
エンジンとモーターを組み合わせるハイブリッドの制御と、二輪車を安く大量に作る生産技術。
この会社を読む言葉
- 二輪:オートバイやスクーター。台数は四輪よりはるかに多い
- 現地生産:売る国の近くの工場で作ること。関税と為替の影響を小さくする
- パワープロダクツ:発電機・芝刈り機・船外機など、エンジンを使う小型の機械
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑自動車業界は、何に左右される?自動車
- 会社図鑑トヨタ自動車(7203)同じ自動車のトヨタは、何で稼いでいる?
- 技術図鑑ハイブリッド車は、なぜ燃費が良い?ハイブリッド車
- 仕組み図鑑円安って、なぜ起きるの?円安
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:2026年3月期はEV関連損失1兆4536億円の計上により、東証上場以来初の営業損失・最終赤字(営業利益△4,143億円、当期利益△4,239億円)。数値は決算短信の外部顧客向け売上収益(セグメント間取引除く)で、4区分合計は連結売上収益と完全一致。二輪事業は台数・利益とも過去最高を記録する一方、四輪事業は減損等により大幅な営業赤字。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針