会社図鑑
村田製作所(6981)
村田製作所は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は1.8兆円。
事業の中身
電気を一時的にためて回路を安定させる積層セラミックコンデンサ(MLCC)で世界シェアが最大級だ。スマホ1台に何百個も入り、車やデータセンターのサーバーにも大量に使われる。
ほかに電池、センサー、無線の部品を作る。製品は小さいが数が膨大で、量産の技術が競争力になっている。
コンポーネント63%
積層セラミックコンデンサ、インダクタ、センサー、電池。
デバイス&モジュール36%
通信モジュール、表面波フィルタ、電源モジュールなど、部品を組み合わせたもの。
その他1%
調整。
誰に売る
客はスマホや車やサーバーを作る世界のメーカーで、海外の売上が多い。
業績5年
2026年3月期の売上収益は1.8兆円、営業利益は2,818億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は2,339億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は1%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が15.4%、2025年3月期が16%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率15.4%は、図鑑にある「電子部品」の会社3社の中で上から1番目。中央値は10.9%で、高い方。
売上の5年の伸び+1%は、上から3番目。中央値は+13%で、低い方。
従業員1人あたりの売上2,464万円は、上から2番目。中央値は2,464万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、3社の中で上から3番目。中央値は2.1兆円。
比べた相手は、TDK・京セラ。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に85円が出ていき、営業利益として15円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が13円。
会社の大きさ
連結の従業員数は74,302人。本社は京都府。設立は1944年。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり2,464万円になる。
何に左右される
スマホの台数が最も大きく、高機能化で1台あたりの部品数も増える。車の電動化とAIサーバーの投資が新しい需要を作っている。
海外の売上が多いので為替が効く。客が在庫を多く持つと出荷が減り、在庫が減ると出荷が増える、数か月の波がある。
この会社の技術
セラミックの薄い層を何百も重ねて焼き固め、砂粒より小さな部品に大きな容量を持たせる技術。
この会社を読む言葉
- MLCC:積層セラミックコンデンサ。電気をためて放す、回路の基本部品
- 電子部品:半導体以外の、回路を作る小さな部品。コンデンサ・抵抗・コイルなど
- 在庫調整:客が持つ在庫を減らすために、注文を一時的に減らすこと
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑電子部品の会社は、何で稼いでいる?電子部品
- 技術図鑑コンデンサは、何をしている部品?コンデンサ(MLCC)
- 業界図鑑半導体業界は、何に左右される?半導体
- 仕組み図鑑円安は、海外で売る会社にどう効く?円安
ここへつながる図鑑
出典と生成
- IRBANK 村田製作所(6981) 業績推移
- IRBANK 村田製作所(6981) セグメント別売上
- The社史 村田製作所 業績ハイライト
- 日本経済新聞 村田製作所 国際会計基準を適用 24年3月期から
- 村田製作所 2022年3月期決算短信[米国基準](連結)
データの注記:2022年3月期・2023年3月期は米国基準、2022年11月に任意適用を公表し2024年3月期からIFRSへ移行。標準変更のため2023→2024期は完全連続ではない可能性がある(labelsは現行IFRS表記)。セグメントは正式な報告セグメントではなく決算短信の製品区分別売上収益(コンポーネント/デバイス&モジュール、その他は差分)。従業員数はThe社史集計値(有価証券報告書ベース、連結・直近期末)。創業1944年、法人設立(株式会社化)は1950年。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針