図解経済経済の How it works を、図で。
会社図鑑TDK(6762)
図解経済会社図鑑 › TDK(6762)

会社図鑑

TDK(6762)

TDKは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は2.5兆円。

事業の中身

スマホやノートパソコンに入る充電池で世界最大級のシェアを持ち、利益の大きな部分を占める。HDDの磁気ヘッド、コンデンサやコイルなどの電子部品、センサーも作る。

カセットテープで知られた会社だが、今は電池と部品の会社だ。電池の主力工場は中国にある。

TDK(6762):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント売上55%24%エナジー応用製品1.4兆円(55%)受動部品5,932億円(24%)磁気応用製品2,629億円(10%)センサ応用製品2,246億円(9%)その他538億円(2%)
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
エナジー応用製品55%

スマホやノートパソコンに入る充電池。利益の大きな部分。

受動部品24%

コンデンサ・コイル・高周波部品など、電気を制御する部品。

磁気応用製品10%

HDDの磁気ヘッドと、磁石。

センサ応用製品9%

スマホや車に入る温度・磁気・動きのセンサー。

その他2%

電源装置など。

誰に売る

客は世界のスマホメーカー、HDDメーカー、自動車と産業機器のメーカーだ。海外の売上が大部分を占める。

TDK(6762):誰に売るTDK(6762):誰に売る主な客スマホメーカー充電池と部品最大の客HDDメーカー磁気ヘッドデータセンター向け自動車・産業機器センサー・電源部品電動化AI・データセンター電源とHDDの需要追い風

業績5年

2026年3月期の売上高は2.5兆円、営業利益は2,724億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,957億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は32%増えた。

TDK(6762):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。売上高2022/31.9兆円2023/32.2兆円2024/32.1兆円2025/32.2兆円2026/32.5兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/32,724億円1,957億円営業利益純利益
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

営業利益率の推移

売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が10.9%、2025年3月期が10.2%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

TDK(6762):営業利益率の推移TDK(6762):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高10.9%2025年3月期 10.2%+0.7%直近の推移2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率10.9%は、図鑑にある「電子部品」の会社3社の中で上から2番目。中央値は10.9%で、真ん中あたり。

売上の5年の伸び+32%は、上から1番目。中央値は+13%で、高い方。

従業員1人あたりの売上2,351万円は、上から3番目。中央値は2,464万円で、低い方。

売上の大きさは、3社の中で上から1番目。中央値は2.1兆円。

比べた相手は、京セラ・村田製作所。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

TDK(6762):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「電子部品」の会社3社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 10.9%低い高い10.9% 真ん中あたり売上の5年の伸び2022年3月期→2026年3月期中央値 +13%低い高い+32% 高い方1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 2,464万円低い高い2,351万円 低い方売上の大きさ3社の中で中央値 2.1兆円低い高い2.5兆円 高い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に89円が出ていき、営業利益として11円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が8円。

TDK(6762):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先89円費用(材料・人件費・販売など)89円税金や利子など3円純利益8円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は106,545人。本社は東京都。設立は1935年。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり2,351万円になる。

TDK(6762):会社の大きさTDK(6762):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)2,351万円2.5兆円 ÷ 106,545人

何に左右される

スマホの台数が電池と部品の出荷を決める。電池の値段は競争と原材料で動き、利益率に効く。海外の売上が大部分なので為替が効く。

データセンター向けのHDDが増えると磁気ヘッドが売れる。電池の主力工場が中国にあり、地政学の影響を受ける。

TDK(6762):何に左右されるTDK(6762):何に左右される効くものスマホの台数電池と部品の出荷最大の要因電池の値段競争と原材料利益率為替海外の売上が大部分円安で円の売上が増えるHDDの需要データセンター向けヘッドの出荷中国の生産電池の主力工場地政学

この会社の技術

薄く曲げられるリチウムイオン電池と、HDDの記録面をナノメートルで読み書きする磁気ヘッドの技術。

この会社を読む言葉

  • 磁気ヘッド:HDDの円盤にデータを読み書きする部品
  • 小型二次電池:スマホやパソコンに入る充電池
  • 受動部品:コンデンサ・コイル・抵抗など、電気を制御する部品

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:5期の売上高・営業利益・純利益はIR BANKの通期実績(百万円)を億円に丸め。セグメントのうちエナジー応用製品はIR BANK表示が兆単位の概数(1.37兆)のため、他4segment合計と売上高合計(25,048億)との差分から逆算(13,703億)。従業員数はThe社史の連結106,545人(2026年3月時点、前年比+1,478人)を採用(Wikipediaの101,453人は2024年3月時点の旧い値のため不採用)。設立は前身の東京電気化学工業株式会社の設立年(1935年)。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針