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会社図鑑

三菱商事(8058)

三菱商事は、何で稼いでいる? 2026年3月期の収益は19兆円。

事業の中身

総合商社は、物を売買する仲介から、事業に出資して利益を受け取る形に変わってきた。石炭や銅や天然ガスの権益、コンビニや食品や自動車販売の会社、発電やインフラなど、幅広い事業を持つ。

出資先の利益の取り分(持分法)が利益の大きな部分を占め、資源の値段で利益が大きく動く。

三菱商事(8058):事業の中身2026年3月期の区分別の利益。出典は頁末。2026年3月期・セグメント利益26%20%22%金属資源2,045億円(26%)地球環境エネルギー1,609億円(20%)S.L.C.910億円(11%)社会インフラ851億円(11%)食品産業833億円(10%)その他1,759億円(22%)
2026年3月期の区分別の利益。出典は頁末。
金属資源26%

原料炭・銅・鉄鉱石の権益と取引。資源の値段で利益が動く。

地球環境エネルギー20%

天然ガス・原油の権益と取引、発電。

S.L.C.11%

スマートライフ。コンビニ・食品・衣料・タイヤの販売など、消費者に近い事業。

社会インフラ11%

産業機械、船舶、航空機、自動車販売、不動産、電力インフラ。

食品産業10%

穀物・水産・畜産・食品原料。

その他22%

調整。

誰に売る

客は出資先の会社と、資源を買う製鉄や電力やガスの会社、そして機械や素材を取引する日本と海外の会社だ。

三菱商事(8058):誰に売る三菱商事(8058):誰に売る主な客出資先の会社コンビニ・食品・自動車販売利益の取り分を受け取る資源の買い手製鉄・電力・ガス会社石炭・銅・LNG日本と海外の会社機械・素材の取引仲介と金融

業績5年

2026年3月期の収益は19兆円、税引前利益は1.1兆円、親会社の所有者に帰属する当期利益は8,005億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、収益は10%増えた。

三菱商事(8058):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。収益2022/317兆円2023/322兆円2024/320兆円2025/319兆円2026/319兆円税引前利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/31.1兆円8,005億円税引前利益純利益
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

税引前利益率の推移

収益に対する税引前利益の割合は、2026年3月期が5.8%、2025年3月期が7.5%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

三菱商事(8058):税引前利益率の推移三菱商事(8058):税引前利益率の推移税引前利益 ÷ 収益5.8%2025年3月期 7.5%−1.7%直近の推移2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

図鑑にある「総合商社」の会社は、この図鑑ではまだ伊藤忠商事だけ。

税引前利益率は、この会社が5.8%、伊藤忠商事が4.7%。売上の5年の伸びは+10%と+21%。従業員1人あたりの売上は30,008万円と12,938万円。売上の大きさは19兆円と15兆円。

利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。

同じ業界の会社が図鑑に増えると、業界の中での位置がここに出る。

三菱商事(8058):他の会社と比べるとそれぞれの直近期の税引前利益率。三菱商事5.8%2026年3月期伊藤忠商事4.7%2026年3月期
それぞれの直近期の税引前利益率。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の収益を100円とすると、費用に94円が出ていき、税引前利益として6円が残る。そこから税金などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が4円。

三菱商事(8058):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先94円費用(材料・人件費・販売など)94円税金など2円純利益4円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は63,037人。本社は東京都。設立は1950年。決算期は3月。収益を従業員数で割ると、1人あたり30,008万円になる。

三菱商事(8058):会社の大きさ三菱商事(8058):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)30,008万円19兆円 ÷ 63,037人

何に左右される

資源の値段が最も大きい。石炭や銅やガスが高い年は権益の利益が膨らみ、安い年は縮む。出資先の業績は持分法の利益として乗る。

海外の利益が多いので為替が効き、世界の景気、特に中国の資源需要が効く。投資は借入も使うので金利も効く。

三菱商事(8058):何に左右される三菱商事(8058):何に左右される効くもの資源の値段石炭・銅・LNG権益の利益が動く出資先の業績コンビニ・自動車販売など持分法の利益為替海外の利益が多い円安で円の利益が増える世界の景気資源の需要中国が大きい金利投資の借入コスト資産の入れ替え

この会社の技術

世界中の事業を1つのグループとして管理し、資源の権益から小売までの情報をつなぐ仕組み。

この会社を読む言葉

  • 権益:鉱山やガス田から取れる資源の一部を受け取る権利
  • 持分法:出資先の利益のうち、出資の割合に応じた分を自社の利益に乗せる会計
  • 総合商社:資源から食品まで幅広い分野で、取引と投資をする会社

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:収益・税引前利益・親会社の所有者に帰属する当期利益は各年度の決算短信サマリー表(百万円)を億円に換算(四捨五入)。三菱商事はIFRS上「営業利益」の独立科目を開示していないため、opは税引前利益を採用。セグメント別当期利益は決算短信添付資料のセグメント注記ページを直接確認できなかったため、複数の二次情報(決算解説記事)を突合。金属資源2,045/地球環境エネルギー1,609/S.L.C.910/社会インフラ851/食品産業833/モビリティ576/電力ソリューション434/マテリアルソリューション263/その他・調整486の9区分の合計は約8,007億円で、連結当期利益8,005億円とほぼ一致(誤差は百万円未満丸めの累積)。上位5区分以外(モビリティ・電力ソリューション・マテリアルソリューション・その他調整)を「その他」に統合。売上高ベースのセグメント情報は商社の事業特性上開示が限定的なためbasis=profitを採用。従業員数63,037名(2026年3月31日時点、連結)は二次情報(the-shashi.com)による。設立年1950年は現・三菱商事株式会社としての設立年(1950年4月1日、財閥解体後の新会社設立)。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針