図解経済経済の How it works を、図で。
会社図鑑資生堂(4911)
図解経済会社図鑑 › 資生堂(4911)

会社図鑑

資生堂(4911)

資生堂は、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上高は9,700億円。

事業の中身

化粧品が本業で、高い価格帯のブランドを百貨店やネットや免税店で売る。日本のほか中国、米州、欧州、アジアに展開し、海外の売上が多い。

日用品に近い安い価格帯の事業は売却し、高価格帯に集中する構造改革を続けてきた。

資生堂(4911):事業の中身2025年12月期の地域別売上高。出典は頁末。2025年12月期・セグメント35%30%15%中国・トラベルリテール3,444億円(35%)日本2,959億円(30%)欧州1,455億円(15%)米州1,106億円(11%)アジアパシフィック747億円(8%)
2025年12月期の地域別売上高。出典は頁末。
中国・トラベルリテール35%

中国本土と、空港や市中の免税店。高価格帯のブランドが中心。

日本30%

国内の百貨店・ドラッグストア・ネット。訪日客の買い物も含む。

欧州15%

欧州で高価格帯のブランドと香水。

米州11%

米国を中心にメイクとスキンケア。

アジアパシフィック8%

韓国・東南アジア・オセアニア。

誰に売る

客は日本と世界の個人で、中国と訪日客が大きい存在だった。免税店や旅行者の買い物は為替と旅行の流れで動く。

資生堂(4911):誰に売る資生堂(4911):誰に売る主な客日本の個人百貨店・ドラッグストア訪日客の免税も中国の個人大きな市場ネットと免税店米州・欧州の個人高価格帯のブランド買収したブランドも旅行者空港の免税店為替で動く

業績5年

2025年12月期の売上高は9,700億円、営業利益は−288億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は−407億円。

2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上高は4%減った。

資生堂(4911):業績5年2021年12月期から2025年12月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。売上高2021/121.0兆円2022/121.1兆円2023/129,730億円2024/129,906億円2025/129,700億円営業利益・純利益2021/122022/122023/122024/122025/12−288億円−407億円営業利益純利益
2021年12月期から2025年12月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

営業利益率の推移

売上高に対する営業利益の割合は、2025年12月期が-3%、2024年12月期が0.8%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

資生堂(4911):営業利益率の推移資生堂(4911):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高-3.0%2024年12月期 0.8%−3.8%直近の推移2021年12月期から2025年12月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率-3.0%は、図鑑にある「消費財(化粧品・日用品・食品)」の会社4社の中で上から4番目。中央値は11.2%で、低い方。

売上の5年の伸び−4%は、上から4番目。中央値は+28%で、低い方。

従業員1人あたりの売上3,684万円は、上から4番目。中央値は4,951万円で、低い方。

売上の大きさは、4社の中で上から4番目。中央値は1.6兆円。

比べた相手は、JT・花王・味の素。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

資生堂(4911):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「消費財(化粧品・日用品・食品)」の会社4社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2025年12月期中央値 11.2%低い高い-3.0% 低い方売上の5年の伸び2021年12月期→2025年12月期中央値 +28%低い高い−4% 低い方1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 4,951万円低い高い3,684万円 低い方売上の大きさ4社の中で中央値 1.6兆円低い高い9,700億円 低い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2025年12月期は費用が売上高を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って103円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。

資生堂(4911):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2025年12月期・100円の行き先・行き先100円費用(材料・人件費・販売など)100円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は26,330人。本社は東京都。設立は1872年。決算期は12月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり3,684万円になる。

資生堂(4911):会社の大きさ資生堂(4911):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)3,684万円9,700億円 ÷ 26,330人

何に左右される

中国の消費が最も大きく振れた。景気と日本製品への態度で売上が大きく動いた。訪日客の免税の売上は為替で増減する。

海外の売上が多いので為替が効く。ブランドを保つための広告と店の費用は利益率に効き、人員と拠点の整理には一時的な損が出る。

資生堂(4911):何に左右される資生堂(4911):何に左右される効くもの中国の消費景気と日本製品への態度大きく振れた訪日客免税の売上為替で増減為替海外の売上が多い円安で円の売上が増えるブランドの投資広告と店の費用利益率に効く構造改革の費用人員と拠点の整理一時的な損

この会社の技術

肌の研究に基づく成分の開発と、ブランドごとの世界観を店とネットで一貫させる仕組み。

この会社を読む言葉

  • プレステージ:百貨店などで売る高い価格帯の化粧品
  • 免税:旅行者が税金なしで買えること。空港と市中の免税店
  • 構造改革:利益が出にくい事業や拠点を整理して、稼げる形に作り直すこと

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:コア営業利益ではなく報告ベースの営業利益(IFRS)を採用したため2021年1月の新収益認識基準強制適用や構造改革費用の影響で2024年12月期・2025年12月期は営業損失・最終赤字。地域別売上高は単一セグメント(化粧品事業)の代替指標としこれのshare_pctは決算資料の構成比をそのまま使用(合計が僅かに100%を超える丸め誤差あり)。従業員数はirbank/The社史経由の値で、資料により約33,000名との記載もあり要確認。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針